第5回京都大学福岡同窓会 講演会にブース展示しました
11月10日、電気ビル共創館 3階大会議室で開催された第5回京都大学福岡同窓会 講演会に、京都大学iPS細胞研究所 准教授 櫻井英俊先生が講演されるということで、当会ではブース展示する機会をいただき、活動の様子や取り組み紹介をさせていただきました。
京都大学ご出身の方々に限らず、京都大学に関心を持たれている高校生など多くの参加がありました。「ここまで進んだiPS細胞の研究最前線」の講演では高校生も真剣に聞かれていて、質問もされていました。この講演から京都大学に入学され、創薬や再生医療の研究開発の道に進まれる方がおられると嬉しく思います。
その後、ホテルニューオータニ博多で懇親会が行われ、お誘いいただき参加しました。懇親会では京都大学ご出身である福岡県の小川知事や前・麻生知事をはじめ各分野のトップランナーの方々が出席されていました。京都大学福岡同窓会の幹事の皆様のおかげで、小川知事にご挨拶できたり、集合写真に入れていただいたり、大変貴重な機会になりました。ありがとうございました。
第5回京都大学福岡同窓会ページ
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/soumu/shogai/event/2018/181110_0916.html
「ロボティクス・AI×iPS細胞=Promising Future」シンポジウムに参加しました
5月7日、京都大学医学部 芝蘭会館 稲盛ホールにてiPS細胞技術を活用して筋ジストロフィーや先天性ミオパチーの筋肉難病に対して新規治療法開発すべく研究しているiPS細胞研究所(CiRA)櫻井研究室が「ロボティクス・AI×iPS細胞=Promising Future」シンポジウムを開催しました。
今の研究現場に人間の代わりをするだけでなく人間が出来ない所もロボットが代わりにし、人工知能が加わることでデータ分析をしたり、研究プロセスの最適化をしてくれるといったお話がありました。
これまで研究者がやっていたことに、ロボット支援が入ることで共同作業や遠隔研究が可能になり研究の加速ができることや研究者のワークライフバランスがとりやすく女性が活躍しやすい環境つくりも可能など日本が世界をリードし続けるための未来戦略が議論されていました。
今回、iPS細胞の山中先生はじめ網膜の高橋政代先生やAI/ロボットの高橋恒一先生、ゲノム編集の堀田先生など再生医療のトップランナーの先生方がいらっしゃいました。ご登壇者の講演の中で取り上げられていたバイオメディカルロボットが専門研究者と同様に精密な動きをしていました。今後の研究がより加速され、一日でも早く治療法の開発に繋がってくることを期待します。
医療講演会を開催しました(共催:国立病院機構八雲病院)
21日、第6回 医療講演会を開催しました。
今回は八雲病院に共催、北海道の白老ライオンズクラブさんの協力で開催させていただきました。
会場は、八雲病院内のコミュニティーホールを使用させていただきました。
講演は、CiRAの櫻井先生にご協力いただき、患者さんや院内スタッフさんが参加されました。
前回の内容から進展されていて、希望が持てる内容でした。
八雲の患者さんと一緒に聞くことができて良かったです。
病院では入浴日で参加できる患者さんが限られてたのは、申し訳ありませんでした。
NHKや北海道新聞の方が取材くださいました。
ご協力、参加くださった皆様、ありがとうございました。
分身ロボットを活用した就労機会の創出を目指す取り組み(2023年シーズン)
先天性ミオパチーをはじめ難病を抱える方、重度障害者等の社会参加の促進と就労機会の創出を目指して、株式会社ギラヴァンツ北九州(代表取締役社長 石田真一:北九州市)と株式会社オリィ研究所(代表取締役所長 吉藤オリィ:東京都)、一般社団法人先天性ミオパチーの会(代表理事 伊藤亮:北九州市)で協働して取り組みをしていきます。
2021シーズンはギラヴァンツ北九州のホームスタジアムのミクニワールドスタジアム北九州にて実証実験を行い、ミクスタに来られたファンサポーターの方々と分身ロボットOriHime(オリヒメ)を遠隔操作する方が交流する取り組みを行ってきました。
2022シーズンは9月11日のホーム戦から受付の一部を業務としてオリヒメを遠隔操作して対応していきます。
2023シーズンもスタジアム場内での受付業務を行います。受付エリアは【ギラスクール生受付】【VIP受付】になります。
実施スケジュール:
2023シーズンのギラヴァンツ北九州ホームゲーム
この取り組みを通して、SDGs達成への貢献そして新たな展開を皆様と考えることに繋げていければ幸いです。
ギラヴァンツ北九州
With!! KITAKYUSHU ~SDGsプロジェクト2023~
https://www.giravanz.jp/hometown/3385/
一般社団法人先天性ミオパチーの会
www.sentensei308.com
時事メディカル「稀少疾患治療の最前線」にて先天性ミオパチーが取り上げられました
時事メディカルの連載インタビュー「稀少疾患治療の最前線」にて先天性ミオパチーが取り上げられました。
国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナル・メディカルセンター長の小牧宏文先生がインタビューを受けています。記事の中で使用された病理画像は、国立精神・神経医療研究センター病院名誉院長の埜中征哉先生から協力いただき、クレジットとして、一般社団法人先天性ミオパチーの会提供を入れています。
記事「筋肉の病気疑われたら専門の施設に~先天性ミオパチー・希少疾患その6~」
https://medical.jiji.com/column4/91
「病院に笑顔を」プロジェクトを八雲病院にて実施しました
筋ジストロフィーと闘い歌うシンガー小澤綾子さんと共同で取り組んでいる「病院に笑顔を」プロジェクトの一環で、9月6日に国立病院機構八雲病院のご協力のもと、音楽ライブを開催しました。八雲病院の患者さんやスタッフの方々が参加いただき、小澤さんの歌声を届け、皆さんと楽しい時間を過ごしました。閉会の挨拶を患者さんがくださいました。このライブでは、白老ライオンズクラブの方、小澤さんのサポートにギターやダンスの方からもご協力いただきました。
北海道新聞 2017年9月12日
ロボットスーツHAL研究班普及会議に出席しました
ロボットスーツHAL医療用下肢タイプの研究班普及会議に出席しました。
Society 5.0『サイバニクス革命』、人間とロボットと情報が融合する社会へ。
歩行が困難と思われている難病患者さんに、HALを装着し治療することで、
歩く感覚を思い出す、歩けるようになる、そんな願いが叶う時が来るかもしれません。
このHAL研究が進展されることを、期待したいですね。
ロボットスーツHALを開発された、サイバーダイン CEOで、
筑波大学の山海嘉之 先生とお話しさせていただく機会がありました。
呼吸へのアプローチに関しても、ご相談しました。
前日には、埜中先生にお時間いただき、活動に関して話は尽きませんでした。
患者さんに有用な活動をしていきたいと思います。
翌日には、日本筋ジストロフィー協会東京支部の交流会に参加させていただきました。
良い雰囲気で、楽しい交流ができました。
北海道小児神経研究会に参加させていただきました
八雲病院での講演翌日、石川先生と櫻井先生と共に札幌へ移動させていただき、
北海道小児神経研究会(22日)に参加しました。
ここでは、臨床で活躍されている小児神経科医の先生に向けて、
石川先生を座長に、櫻井先生の講演が行われました。
昨年、八雲病院に研修に来られていた井上先生と再開がありました。
武田薬品工業・湘南研究所のT-CiRAラボを見学しました
武田薬品工業と京都大学iPS細胞研究所(CiRA サイラ)の共同研究プログラム「T-CiRA」が実施されている武田薬品工業・湘南研究所を見学しました。
エントランスには、探索研究から新薬の創出までの研究者らの道のりがイメージされたオブジェがありました。多くの苦難を乗り越え、あきらめることなく研究を続け取り組む様子を想像させます。
武田薬品工業の再生医療ユニットの方が、湘南研究所の施設や武田薬品工業の歴史を案内、T-CiRA共同プログラムのあゆみやそれぞれの研究室での取り組みを紹介くださいました。3800羽の折鶴モニュメントは、新薬を創出する研究者ら3800人が「患者さんに届けたい想い」を自ら折る鶴に込めて結集されたものということです。
主な目的であった「iPS細胞を利用した難治性筋疾患に対する治療薬の研究」に取り組んでいる櫻井研究室を見学し、櫻井先生と面会しました。今年度のAMED(日本医療研究開発機構)の公募に対して、申請していた研究課題が採択されたことの報告がありました。この研究期間の6年間で、疾患メカニズムの解明や創薬のためのスクリーニングの確立を目指すということです。今回の採択で、先天性ミオパチーがiPS細胞を用いた研究の対象になったのは初めてであり、今後の研究で患者さんの協力も必要になってきます。
最後に、武田薬品工業の再生医療ユニットの方と折鶴モニュメントを背景に写真を撮りました。武田薬品工業では、”patient centricity”と題して、患者様を中心に研究活動を推進していく活動を行っているということです。製薬企業の研究者が患者さんと接する機会はあまり無い中で、今回の施設見学や面会は大変貴重な機会であり、有意義な時間となりました。お手配いただきありがとうございました。
医療相談・談話室を設置しました
公開された環境ですので、例えば、「日常生活上で工夫していることを教えてください」といった相談があれば、工夫をお持ちの患者さんは返信していただきたいと思います。そのやり取りを見て参考にする患者さんもいます。お気軽に活用いただければ幸いです。非公開での相談がご希望の場合は、これまで通りお問い合わせフォームよりお寄せください。
【医療相談・談話室】
http://www.sentensei308.com/forums/forum/consultation/