京都大学にて障害のある学生支援機構とiPS細胞研究所を見学しました
京都大学に来ました。
午前は大学本部構内にある学生総合支援機構に行きました。
コーディネーターや技術支援員の方々から案内頂いて障害学生支援部門Disability Resource Center(DRC)、高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)を見学する機会になりました。
障害のある学生の支援で学びや研究のために困った出来事があれば相談窓口として必要な資源を提供し学ぶ権利を守ってくれるとのこと。
その後、構内カフェで食事をしました。
午後はiPS細胞研究所に行きました。
協働しているAI搭載のバイオメディカルロボット(まほろ)を見学しに来ました。
2019年にiPS櫻井研主催「ロボティクス・AI×iPS細胞=Promising Future」シンポジウムで理研での導入事例等からまほろの可能性が共有され、特に櫻井研での導入に向けて検討してもらってきました。
ついに2023年4月からiPS細胞の医療応用を目指してiPS研で導入されています。
2019年シンポジウムぶりにコロナ禍もあり4年ぶりにiPS研。いつもは第1研究棟に来ていましたが初めて第2研究棟を案内してもらいました。
熟練バイオ研究者と同様以上の動きをして高品質かつ安定的な分化誘導を実施してくれます。
先天性ミオパチーを含め筋肉難病に対して進めてもらっていて創薬研究プロセスにおいて一層の加速がなされます。
iPS研との経過を伝えることができて進展されてきていることは関わってくれている方々のおかげで感謝しております。
まだ道半ばですが、
1日でも早く新規治療法確立にむけて頑張ります!
Mahol-A-Ba installed at CiRA
(iPS研チャンネルより)
https://youtu.be/Ca89ZslFw8c?si=3zpgqzUA_Fe7cWuv
一般社団法人先天性ミオパチーの会
www.sentensei308.com
創薬クラスターキャンパス構想について意見交換しました
厚生労働省にて大島一博厚生労働事務次官がお時間を作ってくれてお会いしました。日本での創薬開発の現状について意見交換をさせていただきました。
日本の規制や海外からみた投資的視点など様々な課題があるので日本の製薬メーカーであってもグローバル企業の場合、研究も臨床も投資もしずらい状況の中 新薬開発を加速するため産学官連携のエコシステムを作っていく創薬クラスター・キャンパス構想が検討されています。
米国やEUに遅れているようですが政府有識者会議の戦略案として日本もこの動きになってきました。
患者の数が少なく見送られることが多い小児用や難病の治療薬の開発を国が後押しするほか、海外で使われている薬が国内で使えないドラッグ・ラグを解消するため規制の見直しなどを進めることが盛り込まれています。
大島次官の時間は30分の予定でしたが45分お時間いただけて他にもミオパチー活動の取り組みや関わっている研究開発に関してもお話させていただきました。
1日も早く日本で先天性ミオパチーの治療法の確立を目指して繋げていきたいと思います。
事務次官との面会が終わった後、厚労省職員で現在は副大臣秘書官をしている青木穂高さんに再会しました。
お互い予定あって10分くらいしかゆっくり話せなかったですが北九州での思い出話などもできました。霞ヶ関駅まで見送ってくれて助かりました。
厚生労働省を訪問する前には、国土交通省にて大臣官房参事官イノベーション担当から建設業界の人手不足や自然災害、老朽化などの課題に対してインフラDXを進めていくため環境整備、普及などの取り組みを教えていただきました。
一般社団法人先天性ミオパチーの会
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ピクシーダストテクノロジーズを訪問しました
落合陽一 氏が代表取締役CEOをされている筑波大学発ベンチャー企業のピクシーダストテクノロジーズの本社を訪問しました。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発していて波動制御技術をコア技術に産学連携しながら社会実装をしている会社で取締役CTOの星貴之 氏とお会いしお話しさせて頂く機会がありました。
一般社団法人先天性ミオパチーの会
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